統合失調症の友人への接し方

統合失調症の友人への接し方

友人や知人、職場の人の言動で「もしかして統合失調症かも」と思った場合でも素人考えでの判断は危険です。
その本人が通勤や通学がきちんとできている状況であれば、あわてずに様子をみながら接しましょう。

近しい友人の場合はご家族に相談を

統合失調症になると、頭の中で思考をまとめにくく、物事を順序立てて話すことが難しくなります。
会話をしていると拍子もない話に飛んだり、現実ではない話を繰り返す傾向があります。
そういう時の対処としては「どうしてそう思うの?」と、話を深く掘り下げないで、否定もしないで、淡々と話を聞くことが良い方法です。

ご家族と交流がある場合は、状況を説明して、受診を促すことで治療を開始する機会となります。
統合失調症の場合は、早めに受診することで早めの対処ができ、早期回復が見込まれます。
ただし、ご家族が本人を問い詰めて家族関係が悪化するケースもありますので、この方法がよいとはいい切れませんが、ご家族に報告したら「実はおかしいと思っていた」と、受診につながることもありますので、ご家族との関係性をみながら、もしできるようであれば受診を
進めてみましょう
近しい相手であれば、あなたの話に耳を傾けてくれる可能性もあります。

職場の場合は、会社内に産業医がいれば相談してみましょう。
また、接し方に迷った場合は、保健所や精神保健福祉センターの窓口でアドバイスをもらうといいでしょう。



正しい知識で見守る

統合失調症は100人に1人が発症するするといわれる、決して珍しい病気ではありません。

周りの誰かが患ってしまった場合は、動揺したり、怖がったりせずに、力になることができるよう、病気に対する正しい知識と理解が必要です。

まず、統合失調症は、心のエネルギーが低下している状態でに、言いたいことが伝えられない、表現することもできない、というストレスが加わり、本人の苦痛は計り知れないものがあります。

関係性が近くても、統合失調症を患ってしまった知人と、それまでと同様に良好な関係を続けるのは難しいのが現状です。
統合失調症が悪化している場合には、言動についていけなくなってしまい、疎遠になってしまう状況が多いのです。
また中途半端な親切心で接し続けると、自分のストレスとなってしまい、統合失調症への偏見を生んでしまうこともあります。

統合失調症は適切な薬物治療で症状は抑えられますが、周りの人間が気づく頃には症状が進行してしまっていて、その分治療にも時間がかかってしまいます。

自分のできる範囲で、治療が始まったら見守るくらいの姿勢でいた方がいいでしょう。

就労移行支援【リドアーズ】

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もし統合失調症で仕事をしたいけど、仕事に対する不安や、就職活動に対する不安があるご家族や友人がいらっしゃる場合はご紹介ください。



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