うつ病の方の就職・雇用|リワーク支援・就労移行支援

うつ病の方の就職・雇用|リワーク支援・就労移行支援


うつ病の患者数は年々増加していて、現在ではおよそ73万人と報告されています。
うつ病はとっても身近な病気なんです。

うつ病はつらい沈んだ気分や、興味・喜びの喪失が続く病気です。
これにより仕事や日常生活への影響が出てしまいます。

そんなうつ病になぜなってしまうのか、どうしたらよくなるのかなど見ていきたいと思います。

うつ病とは

うつ病は女性なら5人に1人、男性なら15人に1人が、一生のうち一度はなる症状の非常によく起こる病気です。
うつ病の症状は、「身体の症状」と「心の症状」に大きく分けられます。



1.身体の症状

うつ病の9割以上に見られる症状は不眠で、特に寝ている途中で目が覚める不眠がよく起こります。
不眠の状態が続くとうつ病になる可能性が高いこともわかっています。
また、食欲が落ちて体重が減ってしまうことがあります。

他に、疲れやすい、口が渇く、便秘や下痢、めまいやふらつき、動悸、息切れといった、「自律神経症状」を伴うこともよくあります。

2.心の症状

心の症状の特徴は、憂鬱で落ち込んだ気分となり、涙もろさや寂しさを引き起こします。
そして、今まで興味を持って取り組んでいた事に興味がなくなってしまい、楽しくなくなります。
しかも、自分を「だめな人間」と強く思ってしまい、その結果、「自分はこの世に必要ない」と自殺を考えることもあります。

どの症状についてもいえることですが、自分の状況や周囲の環境を、実際以上に悲観的にとらえることが根本にあります。

うつ病には家族の協力が大きな力

うつ病の治療はご家族の理解が欠かせません。
うつ病の人は自分を責めてしまい、人間失格・社会人失格者のように感じていて、自己評価が非常に低下します。
家族がうつ病という病気をを理解して、支えてあげることが早期回復への大きな力です。

うつ病患者への家族の対応のポイント
・あわてず・あせらず・あきらめず見守る
・回復する病気だと理解して待つ
・大事な決定(退職や離婚など)は先延ばしにする
・「もうだめ」「死にたい」などのSOSサインを見つける
・本人と家族だけで問題を抱え込まない
・「がんばれ」と励ますのは逆効果となり、結果的に本人を追い込んでしまいます
・気分転換に旅行や遊びに誘っても、うつ病の人は楽しめません
・本人が嫌がるからと、声をかけなかったり、かまいすぎたりするのはどちらも不適切です

うつ病は必ず治ります。
本人への愛情をもって寄り添えば、回復への光が見えてくるはずです。

うつ病に深刻な「経済的問題」


あなたが「うつ病」になったとき、今の仕事から離れることが必要だと思います。
多くの人は「うつ病」になった時点で、今まで通り仕事を行えなくなります。
休職したり、あるいは退職を選ぶ方も多いでしょう。

真面目で責任感が強い方だと、仕事を辞めることに抵抗を感じてしまう場合もあることと思いますが、無理して仕事を続けても、症状が改善することはありません。
むしろ、心身に過度な負荷が掛かってしまうため、うつ病が悪化してしまう危険性もあります。
うつ病」になってしまったときは、我慢せずに「お休み」をもらいましょう。

仕事を休んだ、または辞めたとき、大きな障壁になるのが「経済的問題」です。

実際に、うつ病を抱える多くの人々が、経済面に悩みを抱えています。
たとえば、一般成人が生活するための最低限の出費を考えると、以下の項目が挙げられます。

・家賃
・光熱費など
・食費
・健康保険、厚生年金など

これだけを考えても、月に数万円はかかるはずです。
すると、これらの出費分のお金が必要になってきます。

うつ病の人は、傷病手当や労災保険、今までの貯蓄などから生活費を捻出している場合が多いようです。
でも、傷病手当金の場合は支給期間がありますし、貯蓄も無限にはないでしょう。



仕事をした方が良いのか

うつ病の症状が重い時には無理をすることはありません。
また、フルタイムで働くことも難しいでしょう。

でも、カンタンに出来る仕事をした方が良いのかもしれません。

理由1.お金を稼ぐため

お金を稼ぐためにも仕事はした方が良いです。
うつ病で仕事を休むと経済的な不安が生じます。
不安が不安を呼んで、症状が悪化してしまうケースもあります。
そこで、少なくても良いから定期的な収入源があるで、精神的にも家計的にも楽になります。

理由2.生きがいを見つける

仕事を辞めてしまうと生きがいがなくなってしまう場合があります。

急に働けなくなって「仕事をしてない自分には価値がない」という思いがでてしまい、生きる意味を見いだせなくなり、気分が更に落ち込むという悪循環に陥ってしまうのです。

こういう状況を防ぐためにも、うつ病が回復してきたら、軽い仕事から初めてみるのが良いのではないかと思います。
「自分で働いてお金を稼いでいる」という充足感を得られれば、症状の改善にもつながります。

仕事への復帰

休職や退職により休養をとり、体調が安定してきたら、仕事復帰を考え始めることができます。

しかし復職は十分に準備を行った上で、心身を慣らしながら徐々に進めていくことが必要です。
ストレスの蓄積は再発のきっかけとなってしまう可能性があるためです。

1.復職の判断は主治医が行う

体調が安定して再び働きたい気持ちが出てきても、急いで復職の準備をするのではなく、主治医とよく相談しましょう。
仕事内容や、再発防止のための自己管理ができるかなどの要素を、主治医が総合的に判断して復職を検討する必要があります。

2.仕事復帰の準備をするときに利用できる「リワーク支援」





主治医と相談の上、職場復帰を目指すことになった場合は、まず生活リズムを整えたり、ラッシュ時に公共交通機関を利用して通勤できる体力をつけるなどの疾患の再発予防スキルの準備を十分に行います。

また、復職をスムーズにするために「リワーク支援」を利用するのもひとつの方法です。
リワーク支援とは、休職していた人が職場へ復帰するためのリハビリテーションプログラムで、「復職プログラム」「職場復帰支援」などの名称で呼ばれることもあります。

就労移行支援事業所の利用

一般企業への就労を目指す障害や疾患のある人の求職から就職までの一連の過程をサポートする事業所です。
利用者は事業所に通い、職業訓練や、面接や履歴書対策などの就職活動のサポート、就職後の定着支援などを受けることができます。

就労移行支援事業所は精神疾患のある方を支援の対象としている事業所も多く、働くための知識やスキルの習得はもちろん、これまでの経験を支援スタッフと一緒に分析したり、様々な職場での実習を経験しながら、症状が悪化・再発しない業務や職場環境を探すことができます。

就労移行支援事業所は2016年時点で事業所数は3323ヶ所もあり、その利用者数は約3万1000人です。
お住まいの近くにも就労移行支援事業所はありますので、ぜひ検討してください。

東京(秋葉原)・大阪(梅田)に通える範囲にお住いの方であれば、就労移行支援【シゴトライ】がおすすめです。




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(※厚生労働省 行政文書開示請求「平成27年度就労移行等実態調査」より)

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