せっかく購入した自慢の絵画や趣味で撮った写真を額縁に入れて飾りつけたのはいいけど、友人をよんで見せようとしたときにライトが反射してしまったり、周りのものが移り込んでしまったりして、実際の作品の良さを伝えられなかった経験はありませんか?
ここではそんな方に無反射のガラスや反射防止ガラスについてお伝えしていきたいと思います。
無反射ガラス(ノングレアガラス)とは
額縁のガラスで反射(映り込み)を抑えたガラスのことを無反射ガラスといいます。
実際には、無反射のガラスは存在しませんが、額縁用に使われる「反射防止ガラス」、ショーウィンドウやショーケース用のディスプレーに使われる「低反射ガラス」、反射率を0.08%に抑えたほぼ反射しない「見えないガラス」があり、用途により選ぶことをおすすめします。
額縁用に使われる「反射防止ガラス」は、ガラスの表面にごく細かい凸凹をつけて反射光を広く散らし、反射や映り込みを抑えたガラスのことをいいます。
光を拡散させて映り込みがしていませんので、絵画をどこからでもキレイに見ることができます。
また写真や動画撮影にも適していて、ほとんど映り込みや反射することなく絵画をキレイに写すことができます。
反射防止ガラスの特性
反射防止ガラスは、通常のガラスと違って、見た目はすりガラスのようにぼやけた感じでガラスの、表面の細かい凸凹で反射光を拡散させて反射や映り込みを抑えることができるガラスです。
反射防止ガラスは、絵や写真などと密着させると透明になり、通常のガラスのように透過します。
すりガラスより細かい凹凸が表面にあるので、絵や写真などから離してしまうとぼやけて見えなくなります。
反射防止ガラスの用途
当然メインの用途としては額縁のガラスに使用します。
反射防止ガラスを使用することで、作品が夜でもどの角度からでもキレイに鑑賞することができます。
その他の用途としては撮影をするときに使用するとキレイに移すことができます。
たとえば紙のパンフレット、本の表紙、本の中の文章などの上に反射防止ガラスを乗せて撮影すれば、いつもはフラッシュの光や電気の光が移り込んでしまい、何を撮ったのかわからない、重要な部分が光で見えないなどのの事象が起きてしまい、一生懸命キレイにつるように角度を変えながら写したりしていたものが、光が分散するためにキレイに撮影できてしまうのです。
また立体的なものの撮影の場合には、対象物を反射防止ガラスの上に置き、下に隙間をあけて白色や黒色の背景を敷きます。
そして上から接写すれば、白抜き画像のようにキレイに対象物を写すことができます。
ただし、対象物は反射するため光源は考えてください。
これらは特にメルカリやオークションを利用されている方であればその重要性はわかっていただけると思います。
ただし、注意点としては、反射防止ガラスは割れやすいため、取り扱いにはくれぐれも気をつけてください。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は無反射ガラスについてみてみました。
無反射ガラスは額縁の絵や写真をキレイに見せてくれるのにとても有効だということがお分かりいただけたと思います。
そして写真や動画の撮影に関しても光の映り込みを減らし、キレイに見せてくれるという特徴を持っています。
ただしあくまでもガラスですので割れることもありますので、取り扱いには十分に注してください。